カードローンは何社まで利用可能ですか？

世の中には様々な金融機関がカードローンを提供しています。
メガバンク、地方銀行、消費者金融、信販会社と様々ですね。
カードも数枚持てば困ったときに便利です。
でも、カードローンはいったい何社まで利用なのでしょうか？

借入先の数に制限は無い

借入金額は総量規制によって年収の3分の1までと厳しく制限されていますが、借入先の数は法で制限されていません。
ですから、総量規制にかからない限りは、何社でも利用できるということです。
しかし、実際には数社の借入があると多重債務者とみなされ、どんどん審査面で厳しくなります。
そのため現実では3・4社がボーダーラインと言われています。

多重債務はなぜ危ないのか

少しずつの借入しかしていないカードローンが数社あったとしても、あまり深く考えずに借入を繰り返すといっきに借金は膨らんでしまう可能性が高いです。
カードローンの利用が数社あるということは、それだけ借金が膨らみやすい状況にあるということです。
実際に限度額いっぱいに借りてしまい、支払いが苦しくなっている人もたくさんいます。

住宅ローン利用の場合は注意

マイホーム購入を考えている人も多いかと思いますが、金額が大きな買い物だけに住宅ローンを利用するのが普通です。
しかし、この住宅ローンの審査がとても厳しいのです。

特にクレジットカードのキャッシングやカードローン利用に対して厳しく、数社の利用があると審査に通らないことが多いです。
万が一の時に便利だと思って使わないカードを持っている人もいますが、必要無いものは少しでも無くしておく方が有利です。

おまとめローンを検討しよう

カードローンが3社に達したら、かなり要注意です。
新しい借入を考えるのではなく、できるだけ数を減らすことに集中しましょう。
借入先をまとめるにはおまとめローンが便利で、支払い額を減らすことも可能です。
ただし、金利が低いおまとめローンを利用しても支払い期間を延ばし過ぎると支払い総額が増えてしまうこともあるので、しっかりとしたシミュレーションを行うようにしましょう。